製品の組み立て方のワンポイント
突っ張り方法とラックの組み立て方をご紹介
突っ張りアジャスター
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突っ張りアジャスターの確認
突っ張りアジャスター上部の白プレート下部にあるナットが、スムーズに回るかを手で確認します。
ネジ先にあるもう一つのナットは、中のバネ等の部品落下を防ぐ為のものです。初期の位置から動かさないでください。
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スライドバーの上げ下げ
スライドバーの上げ下げは、必ずスライドバーを持って作業を行ってください。スライドバーを手で持たずに調節ツマミを緩めると、スライドバーが勢いよく落下してしまい、怪我や部位破損に繋がる恐れがあります。
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スライドバーの調整
スライドバーを天井に強く押し当てたまま、調節ツマミでスライドバーを固定します。
その後、調節ツマミを限界まできつく締めてください。締め付けが弱いと、突っ張りの支えが不完全で転倒の恐れがあります。ゴム手袋等のグリップの効く軍手を使用すると力強く締め付けができます。
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スライドバーの固定
もう一方も同様に、スライドバーの上げ下げは必ずスライドバーを持って作業を行ってください。スライドバーを天井に強く押し当てたまま調節ツマミでしっかりスライドバーを固定します。
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調整ツマミの固定
突っ張り作業を行う際は、天井に当たる白プレートが空回りしないように指で押さえます。付属品のスパナでナットを締め付けます。
しっかりテンションが掛かるまでナットを締め付け、調節ツマミでしっかりスライドバーを固定します。ナットを1~2cm程度下げれば、突っ張り可能です。
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突っ張り確認
左右のフレームを両手で持ち、商品を前後に揺らしてずれないか確認してください。確実に突っ張り作業ができていないと、商品がずれます。その際は再度、本体設置からやり直してください。
また、定期的に突っ張りの緩みが無いか、点検してください。
- 踏み台をご用意頂き、2人以上で本体枠を持ち、スライドバーを一杯天井まで伸ばし、調節ツマミでしっかりと固定してから、アジャスターの突っ張り作業にかかってください。
- あらかじめ設置場所の床や天井の強度を確認してから、据え付けてください。
- アジャスターの突っ張り締め付けは、適当な強さで止めてください。度が過ぎますと天井を傷つける原因になります。
- 設置後、収納物を載せると荷重がかかり製品が沈む場合がありますので、もう一度突っ張りアジャスターを締め直してください。
ラック
1.ネジをゆるめに仮止めする
2.仮止めのネジのアップ
3.全体のかたむきを調整しながら増し締めする
4.設定場所に置き本締めする
- 各パーツを組付け位置にセットし、全てのネジ類をゆるめに仮止めしてから、パーツごとに締め付けにかかってください。(最初から1本ずつ締めていくと、途中でネジ穴が合わなくなる恐れがあります。)
- 本体を設置場所の定位置においてから締め付けにはいりますと、ガタツキが少なくなります。
- 四方角のネジ止めの際には、対角線上に少しずつ締め付けていきます。
よくあるご質問
- 組立説明書にあるような位置に穴が開いていないのですが・・・?
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誠に申し訳ありません。すぐにお取替えをさせていただきます。ご連絡フォームよりお申し込みください。
- 4ヶ所の内の最後のビスが入らないのですが・・・?
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ビス類は、最初仮止めして組み立ててください。最初から固定してしまうと後から取り付けるビス穴が合いにくくなり、組み立てられません。
- 部品に関係のない個所に、少し穴が開いているのですが・・・?
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製品特性上(表面加工)、フレーム及びバーなどに穴が開いている場合がありますが、品質等に問題はありません。
- 木棚のビス穴が小さくて木ねじが入りにくいのですが・・・?
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組み立て終了後にガタツキがないように、少し小さめにしてあります。ビスを締め付ける際は、必ずドライバーを力強くビスの方に押し付けるように締めてください。ネジ山がつぶれる恐れがあります。木ねじで棚やキャビネットを取り付ける時は、特に注意してください。